武雄視察2日目
堺は太一。うえむら太一です。
武雄図書館を視察した翌日に武雄市役所にてfacebook課など見せていただきました。
市役所の玄関につくと上の様に歓迎の文字!5月にこれだけの自治体が武雄市に視察に
訪れています。これだけたくさん来ているとは驚きです!!
それとカンボジアから朝、帰国したばかりの樋渡市長がわざわざ出迎えていただき
ました。樋渡市長自ら、市庁舎内を案内していただいたのですが、この部屋は
市長室かと思いきや市長、副市長の2人が机をならべていました。
なぜ、この様になっているかというと、樋渡市長はCEO的(最高経営責任者)役割
をし、実務はすべての権限を副市長に渡しているという関係で運営していると
おしゃっていました。そのおかげで市長は海外を含めた外向きな動きができるだと。
もちろん最後はすべての責任は選挙で選ばれた自分が負うということです。
通常の市役所ならたぶん鳥獣対策課となるんでしょうが、ここ武雄市では
いのしし課と命名。小さい子供でもわかるものになっています。
庁舎内を案内後、市長と意見交換の時間まで頂き、武雄市の取り組みや
基礎自治体の姿についてお話いただきました。
なぜfacebookを市のページとして採用したのか?それは、やはり市民に対する発信力
がホームページとfacebookでは断然違うということです。
市民がほしいと思える情報を市から提供する点において、ホームページでは
待ちの姿勢であるが、facebookでは市が主体的に市民に発信できるということで
こちらを採用しているということです。このツールによってアクセス数が今までの
70倍の350万アクセスに増えたそうです。
市民により近く、積極的にそして主体的にかかわりを持っていこうとするところは
樋渡市長になっての取り組みはすべてこの考えのもとに行政に市民が合わせるので
はなく、市民に行政を合わせるというこの一点につきると感じました。
facebookの機動性を利用して視察が終わったころにはちゃんと載せてもらいました。
市の広報紙にしても、読みたくなるような紙面づくりをしています。